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サンショーガーデン(ぬくもり藁工房三照園):庭園設計施工・庭園植木管理・外構工事・縁起物他藁工芸品製作販売

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〒399-0213 長野県諏訪郡富士見町乙事537-1

庭木の管理を中心に寄せられた質問にお答えします



アジサイの花が咲かない

  アジサイは大きく育つので剪定で小さくしたり古い枝を間引いたりします。
  秋10月頃に花芽をつけ翌年の初夏に花を咲かせます。花芽のつく場所は古枝の
  先端か2、3芽の節目の葉の付け根です。これ以降の時期に手入れをする
  場合は花芽残すように2芽位の分岐で剪定します。

サツキの花付きが悪い

  剪定のミスか新梢の成長が旺盛過ぎると思われます。
  花後か花が終わる位に刈り込むのが良いですが花芽が7月末位までに付きますので
  それ以降の刈り込みは浅く刈り込まないと花芽の付いた枝を切り取ってしまうこと
  になります。
  また窒素分の多い寒肥などを与えすぎても成長が旺盛になり花がつかないことが
  あります。

ウメモドキの手入れの仕方

  モチノキ科モチノキ属の雌雄異株で5月から6月頃開花、11月頃赤い実をつけます。
  当年に伸びた枝に花をつけますので秋以降どこから剪定しても花はつきます。
  しかし強剪定は徒長枝が出ますので実が付きにくくなります。
  基本的にはあまり剪定しないで自然樹形で楽しみたいですね。
  モノトーンの冬は赤い実が庭にアクセントを与え眼を楽しませてくれます。

ナンテンの実がつかない

  原因として考えられることは、寒さ(特に北風のあたるようなところは避けたいです)
  日当たりが悪い(育ちますが実つきは悪いです)、開花時に雨が当たっても影響します。

ハナミズキの花が咲かない

  当地(富士見町)は植栽限界近いと思います。少しずつ元気がなくなるなどの事例
  が見られます。
  苗木で植えた場合は開花するまでに数年かかると思います。また咲き始めた後も
  何年かは1年おきに咲くことがあります。成長に従い毎年咲くようになると思います。
  加湿を嫌いますが最近のように猛暑が続くと日照りで水不足になり枯れることが
  ありますから注意が必要です。
  植物には育ちにくい気候状況になってきました。

モミを植えたいが大きくしたくない

  広いところでなければ庭木としては植えないほうがよろしいかと思いますが、
  シンボルツリーやクリスマスのイルミネーションなどにも良い木ではあります。
  ヨーロッパではクリスマスには同じ仲間のドイツトウヒが使われます。
  鉢植えで楽しむとおおきくなりませんが地植えの場合は肥料を控え枝の伸びを
  抑えます。新芽を大半摘み取り全体の樹形を整えることもあります。

大きく育ち過ぎたサクラの枝は切ってもいい?

  大きく育ち過ぎたは人間の都合ですね(笑)サクラに責任はないですが・・・。
  桜は萌芽力が弱いのでなるべく切らない方がいいです。切る場合はできるだけ
  細い枝を切ること、切るときは又の付け根で切る(枝の途中で切らない)こと。
  切り口に癒合材を塗ること。です。
  桜は敷地内に植えると結局大きくなって枝を切るようになり樹形を乱し、
  寿命も縮めることになります。

アメリカシロヒトリの駆除方法

 


 アメリカシロヒトリは昭和30年代前半にアメリカから入り込んだ蛾です。
  年により大発生をし特にサクラ、クルミなどの葉を食い荒らします。
  駆除はスミチオンなど殺虫剤の散布によることが多いですが出始めで届く
  範囲でしたら枝を切りとり焼くこともできます。
  殺虫剤は樹木用デプテレックスが即効性がありますが八重桜は薬害を
  おこしますので使用できません。駆除時期ですが、アメリカシロヒトリは
  年二回発生しますが近年温暖化の影響か3回の年もありそうです。
  当地ですと蛹で越冬羽化した成虫が5月下旬ころ産卵し2週間ほどで孵化します。
  幼虫は7齢まで成長しますが3齢位までは天幕を張ってその中で集団で生活します。
  この時期は空を透かして見ると膜状に見える幼虫集団と食害された葉が薄く透けて
  見えます。
  薬剤散布の適期はこの膜内にいる時期です。5齢を過ぎると膜から出て四方八方に
  散らばり葉を食い荒らします。
   7月上旬7齢を迎えると蛹になるために移動をはじめ樹皮の間や
  根元の古葉の下などに移り蛹化し8月上旬に羽化し再び産卵します。
  9月下旬に越冬蛹化のため木から降り家の軒などに移るまで食害が
  続きます。
  1回目の発生時にできる限り駆除することがポイントです。




ロープなど締め付け注意


桜の幼木のころ幹に支えとしてトラロープ巻きつけてあった事例です。
木が成長し幹に食い込んでしまいました。
松の整枝などでも時々見られます。
こうした部位は上から降りてきた養分が下に行かずに溜まりその上の組織が異常に肥大します。
緩めに縛ったり、必要なくなったら速やかに撤去します。


  
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